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The story of Seigakuin 卒業生紹介

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たくさんの聖学院の卒業生が社会で活躍しています。卒業生は聖学院の宝物であり、めざす教育の答えでもあります。順調なときも、そうでないときも、いつでも聖学院は一緒です。卒業生を誇りに… もっと読む
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2022年4月の記事一覧

The story of Seigakuin 〜 卒業生紹介〜 |#000 卒業生noteはじめます

聖学院は2023年に120周年を迎えます。 聖学院は幼稚園から大学院まで擁する学校法人。 一つひとつの学校の規模は大きくありませんが、それが実は長所でもあり、アットホームで教員と学生・生徒との距離が近いことが聖学院の良さの一つとなっています。 しかし、小規模とはいえ、120年の歴史を持つ学校です。 現在、たくさんの卒業生が社会で活躍しています。 卒業生は聖学院の宝物であり、聖学院の教育の成果ともいえます。 オンリーワンフォーアザーズ。 このシリーズでは、自分らしさ、

児童養護施設の存在を知ってほしい。それが子どもたちへの支援につながります|#005 内田 伴之さん

聖学院高等学校 卒業 子どもたちにはやりたいことを見つけ、邁進していってほしい 埼玉県さいたま市にある児童養護施設「ホザナ園」。 そこで施設長を勤めているのが聖学院高等学校卒業生の内田伴之さんです。 児童養護施設は、貧困、離婚や虐待など子どもを育てられる環境にない家庭の子どもを児童相談所を介して受け入れている施設です。 子どもたちは18歳までここで生活し、その後独立していきます。 現在(取材当時)34人の子どもたちがホザナ園に在籍し、内田さんや職員の方達と寝起きを

一歩踏み出してみると、 面白い人、面白い活動に 出会うことに気づいた|#004 山口 雄大さん

聖学院大学 人間福祉学部 卒業 福祉戦隊バリレンジャーとして活躍 ボランティア活動支援センターの川田さんが「ボランティア論」という授業を担当していて、その授業で、大学内にある障害=バリアを見つけて、バリアフリーマップを作った先輩たちの話を開き、自分たちでもマップを作ることにしました。 そして私たちは面白い発表をしたいと考え、戦隊ヒーローに扮した劇を行いました。 実はこれが聖学院の戦隊ヒーローのルーツ「バリレンジャー」です。 「サポメンジャー」、そして現在は「マモルン

ありのままの自分を認めることのできる教育環境を実現したい|#003 小島 祥美さん

女子聖学院中学校・高等学校 卒業 近年、日本で暮らす外国人は年々増加し、コロナ禍前(2019年末)には過去最多を記録しました。 それに伴い外国につながる子どもたちも増え(約12万人)、うち約2万人が教育を受ける機会を失っています。(2020年3月末) その大きな理由として、国が外国籍者を義務教育の対象としないことや自治体ごとで受け入れ態勢が異なることなどがあります。 自分が当たり前と思っていた教育環境がこの子たちにはない この問題に取り組んでいるのが、女子聖学院中高

目標は 『 1日に100万人を笑顔にすること 』|#002 相方 芳彦さん

聖学院中学校・高等学校 聖学院大学 政治経済学部 卒業 果たして自分の仕事は誰を幸せにできたのか 「相方くんは、何で毎朝早く学校に来ていたの?」 と卒業式の日に林田秀彦校長先生(当時)に聞かれたという相方さん。 「とにかく学校に行くことが楽しみでした。」 と当時を振り返ります。 相方さんにとって聖学院中高は『生き方を学んだところ』なのだと言います。 相方さんは、大学卒業以来ずっと会社を経営されてきました。 お父様は日本料理店を経営しており、幼い頃から経営者を目指

「聖学院にはなんていい奴がいるんだ」と思ったよ|#001 金子健太郎さん

聖学院中学校・高等学校 卒業 お父さんは先生たち憧れの東洋チャンピオン 下北沢の駅を降りて、雑貨屋やブティック、カレー屋さんなどが並ぶ好奇心をそそる賑やかな通りを5分ほど歩くと、緑色の建物に「金子ボクシングジム」の文字が見えてきます。 120周年記念としてスタートするnote企画、 「The story of Seigakuin〜卒業生紹介〜」 まず最初に紹介させていただくのは、聖学院中学校・高等学校の卒業生で、以前は同窓会長を務め、現在はASF(オール聖学院フェロー