マガジンのカバー画像

The story of Seigakuin 卒業生紹介

61
たくさんの聖学院の卒業生が社会で活躍しています。卒業生は聖学院の宝物であり、めざす教育の答えでもあります。順調なときも、そうでないときも、いつでも聖学院は一緒です。卒業生を誇りに… もっと読む
運営しているクリエイター

#ボランティア

The story of Seigakuin 〜 卒業生紹介〜 |#000 卒業生noteはじめます

聖学院は2023年に120周年を迎えます。 聖学院は幼稚園から大学院まで擁する学校法人。 一つひとつの学校の規模は大きくありませんが、それが実は長所でもあり、アットホームで教員と学生・生徒との距離が近いことが聖学院の良さの一つとなっています。 しかし、小規模とはいえ、120年の歴史を持つ学校です。 現在、たくさんの卒業生が社会で活躍しています。 卒業生は聖学院の宝物であり、聖学院の教育の成果ともいえます。 オンリーワンフォーアザーズ。 このシリーズでは、自分らしさ、

能登半島地震被災地での炊き出しボランティアのご報告|#057 中込 匡俊さん

聖学院大学 人間福祉学科 卒業 この聖学院公式note『The story of Seigakuin』では、おかげさまで取材対象者の聖学院卒業生をご紹介いただくことが増えてきました。 自己推薦から取材が実現したケースも実はあるんです。 今回は聖学院大学の卒業生の中込匡俊(なかごめ まさとし)さんから「僕を取材してもらえませんか?」というアプローチがありました。 中込さんは2月の初旬に1週間ほど、能登半島地震のボランティアに参加されたのだそうです。 現地に赴いてみると、被

「防災」と「文化創造」のプロジェクト運営|#017 菅野 雄大さん

聖学院大学 こども心理学科 卒業 聖学院大学の卒業生が出身地である宮城県で「防災」をテーマにした面白いプロジェクトに関わっているという情報を入手しました。 「防災」といえば、通常は食料の備蓄や避難訓練、ハザードマップづくりなどがイメージされると思います。 そうしたことも大切ではありますが、災害時に備えて日常から人々の関係性ができていることが重要と考え、それをコンセプトに町づくりをしているプロジェクトが『WATARI TRIPLE C PROJECT』です。 今回は、W

授業、課外活動を問わず大学での学びが今の自分につながっています|#014 中島 結女さん

聖学院大学 こども心理学科 卒業 心理福祉学研究講演会「子どもは誰のもの〜子どものケアを考える〜」 今年(2022年)2月、聖学院大学チャペルにて「子どもは誰のもの〜子どものケアを考える〜」と題した心理福祉学研究講演会が開催されました。 講演者は長年にわたり聖学院大学の人間福祉学部や心理福祉学部でご活躍いただいた金谷京子先生です。 講演では、震災などの有事のときにこそ、子どもたちの遊び場が必要であると考えて作られた「遊び広場」の活動が語られました。 その活動の素晴らしさに

自分がしてもらったように誰かの背中を押せる人になりたい|#010 由木 加奈子さん

聖学院大学 こども心理学科 卒業 主体性が生まれていったボランティア活動 由木加奈子さんは在学時、幾度となく釜石を訪問、ボランティア活動やスタディツアーに勤しむ学生でした。 最初は友達に誘われるがままに参加していましたが、次第に主体性が生まれていったそうです。 大学4年生の時、由木さんはサービスラーニングという授業の一環で、釜石の高校生が立ち上げるプロジェクトにサポートとして加わります。 当初、現地の高校生は先生に言われたからという姿勢で、あまりモチベーションも高く

諦めないで、続けたことが今につながっています|#008 田中 涼子さん

聖学院大学 人間福祉学部 卒業 みんな誰かの役に立ちたい 毎月一度、聖学院大学で煎餅やうどんを販売している団体があります。 それが第2川越いもの子作業所の方々なのですが、ここのうどんが大好きで毎月心待ちにしている職員もいるほどです。 そして聖学院大学人間福祉学科の卒業生である田中涼子さんはこの第2川越いもの子作業所で生活支援員として勤務しています。 「世界は誰かの仕事でできている」という缶コーヒーのCMがありましたが、人は働いて、誰かの役に立つことを認識して、生きて