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聖学院SDGs 英語スピーチコンテストを開催しました

第5回 聖学院SDGs 英語スピーチコンテスト 
The 5th Annual Seigakuin SDGs English Speech Contest
2025年1月28日(火)実施


聖学院高校と女子聖学院高校生徒の英語スピーチコンテストを聖学院小学校のチャペルで開催しました。

スピーチの審査員は、B. バード先生とJ. ナイティンゲール先生の聖学院小学校の2名の英語の先生。
そして英語で司会を務めたのは、なんと、小学5年生の2名の児童でした。
小学校児童と保護者、小中高の教職員、約50名を観客として、内容、発表ともに素晴らしい英語のスピーチコンテストが行われました。



聖学院小学校5年生児童2名が、英語で司会を務めました

聖学院SDGsコンテストとは

学校法人 聖学院は2018年に国連グローバル・コンパクトに署名をし、SDGsの推進を宣言しました。
聖学院各校の授業や課外活動によるSDGsへの取り組みを支援してきましたが、広報センター主体でSDGsのアクションを起こしたいと考え、2020年に聖学院SDGsコンテスト「フォト&ムービー部門」を企画し、聖学院各校の児童、生徒、学生、卒業生、保護者、教職員から、身近にあるSDGsに関する写真を募集しました。
そして、2022年には「英語スピーチ部門」「ソーシャルアクション部門」のコンテストを追加して募集を開始しました。

過去2回の英語スピーチ部門では、応募された動画により審査を行っておりましたが、3回目となる今回、コンテストの実施方法の見直しが行われ、実際のスピーチの実施によるコンテストが実現できました。


出場生徒スピーチタイトル

聖学院SDGsコンテストなので、社会課題などSDGsのゴールにフォーカスしたテーマでスピーチを行います。
具体的には以下の通り、「地球温暖化」「海洋プラスチックごみ問題」「人種差別」「ジェンダー平等」などがスピーチタイトルとなりました。

「Racial discrimination issues seen through changes in Disney works」女子聖学院高校1年生
「Children All Over the World」女子聖学院高校2年生
「Sexual Minorities and SDGs」聖学院高校2年生
「Food Loss Activity at Seigakuin」聖学院高校2年生
「Why is Education Necessary?」聖学院高校2年生
「Equality for Everyone」聖学院高校2年生
「Ocean Plastic Problem」女子聖学院高校1年生
「Food Waste」聖学院高校2年生
「Sign Language Connects the World」女子聖学院高校1年生
「Global Warming」女子聖学院高校2年生
※発表順

スピーチタイトル


「Sexual Minorities and SDGs」
「Ocean Plastic Problem」


審査結果

発音、イントネーション、笑顔、内容、どのスピーチもとても素晴らしかったのですが、審査員による審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞2名が選出されました。

最優秀賞 
「Food Waste」聖学院高校2年生
優秀賞 
「Sign Language Connects the World」女子聖学院高校1年生 
「Why is Education Necessary?」聖学院高校2年生

最優秀賞受賞生徒とバード先生
優秀賞受賞生徒
「Sign Language Connects the World」で優秀賞を受賞した生徒は、手話付きのスピーチ


審査員講評

審査結果が発表された後、出場生徒のオンラインでの事前指導を行った聖学院大学のR. ローランド先生の感想と、2名の審査員の先生の講評が発表されました。

2030年の達成をめざしてるSDGsの「SDG」はサスティナビリティ・ディベロップメント・ゴールですが、もっと古い時代、1715年頃にもSDGがありました。
かの偉大な音楽家、ヨハン・セバスティアン・バッハは自筆の譜面に「SDG」と署名をしていたのです。
これは「Soli Deo Gloria」のイニシャルです。
バッハは「神様のみに栄光あれ」という気持ちで素晴らしい音楽を作りました。
今日はSDGsをテーマとして英語スピーチを行ったわけですが、聖学院のモットーは「Love God and Serve His people」= 「神を仰ぎ 人に仕う」です。
その気持ちを持って、ずっとスピーチを続けて欲しいと思います。
SDG「Soli Deo Gloria」を忘れないでください。
Welcome to Seigakuin, come back again and God bless you.
Thank you everybody and thank you for joining us !
(B. バード先生のコメントより)

審査員 B. バード先生の講評
審査員 J. ナイティンゲール先生は、10名のスピーカーの一人ひとりに対して、
発音、イントネーション、聞き取りやすさ、スピード、ボディランゲージ、そして笑顔など、
どこが良かったのかをコメントしました。
「スピーチは聴衆とのコミュニケーション。自分の言葉を受けとめるお客さんに意識を向け、
どうしたら言葉を受けとめてもらえるかを考えるとスピーチはもっと良くなります」
とR. ローランド先生

(取材:聖学院 広報センター、撮影:情通クリエイト)


第5回聖学院SDGs英語スピーチコンテスト開催概要

日時:2025年1月28日(火)16:00〜17:30
会場:聖学院小学校チャペル
司会:聖学院小学校 5年生児童
挨拶:広報センター長 聖学院小学校  校長 佐藤 慎 先生
審査員:B. バード先生 J. ナイティンゲール先生(聖学院小学校英語教員)
出場者:聖学院高校、女子聖学院高校生徒各5名 合計10名
表彰:最優秀賞1名 優秀賞2名 奨励賞7名
事前指導協力:R. ローランド先生(聖学院大学 准教授)
海外研修報告:聖学院小学校(動画)、女子聖学院中高(滝澤佳代子先生)、聖学院中高(動画)
観覧者:小学校児童、保護者、聖学院小中高教職員

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